株式会社日向製錬所
全社一丸で取り組む、女性が活躍できる職場環境づくり。
弊社は、住友金属鉱山、日鉄ステンレス、三井物産の合弁子会社として1956年に創立されました。ステンレス鋼の原料となる「フェロニッケル」の製造が主な事業となります。 ニューカレドニア等の諸外国から鉱石を輸入し、工場内の電気炉で熔解するなどして処理した後、ステンレスの原料として出荷しています。 職業柄、どうしても男性が行う業務というイメージがありましたが、2018年以降、女性の採用を積極的に行った結果、 総務などの事務職だけでなく、現場で働く女性が増えてきており、女性も働きやすい職場づくりを進めています。
もともとは現場で働く女性がいなかった為、女性専用の更衣室やシャワー室、トイレの数などが足りていない状況でしたが、 更衣室やトイレの増設、シャワー室の拡充を行い、男性用しかなかった作業服も、新たに女性専用のものを購入しました。 また、ハラスメント防止教育、相談窓口の研修などの外部研修への参加のほか、毎月女性だけの労働組合員と労働組合執行役員との意見交換の場を設けるなど、女性社員の意見を積極的に取り入れています。
ここ数年で、女性が働きやすい環境になったので、更に女性が進出できるような環境にしたいと思っています。 人数が増えるほど、コミュニケーションが重要になるので、女性社員からの一方的な意見ではなく、男性の意見もしっかり取り入れたいと考えています。
（総務部長 青野祥紀 談）
