株式会社 旭化成アビリティ
そしてその人に応じた対応をしていくことが大切
弊社では、1985年から31年間旭化成グループの障がい者雇用特例子会社として障がい者雇用促進に力を入れており、身体障がい・知的障がい・精神障がいとそれぞれに障がいがあり、また障がいの程度の異なる従業員が約9割を占めるまでになりました。職場の責任者も何らかの障がいのある方が管理しています。業務内容としては主に旭化成グループから受託している、工場入退場用入出門カード発行、入出門教育、各種縫製・包装、作業服・事務服受発注管理、重要書類裁断・廃棄、会場設営・花壇管理、各種書類・図面・技術情報等の電子化、ホームページ作成、データ入力等OA業務、大型コピー、印刷、製本、名刺印刷、カットレタリング、社内メール配送業務、各種資格取得受験受講手続き代行など多岐に渡ります。
仕事を進めていく上で意見の食い違いなどもありますが、我々の会社では障がいを個性として捉えていますので、従業員が個人的に抱え込んだ悩みやトラブルなども直属の上司がほぼ解決しています。最近では精神に障がいのある従業員も増えてきていますので、専門知識をもった支援員の募集をしているところです。また16年から月に2回外部のカウンセラーを招いています。他にも弊社の特徴として、障がいの関係や障がいによらず病気や怪我などで勤務ができない場合でも、最長2年間療養して復職する制度を導入していますので、従業員が安心して働ける環境を整備しております。
昨年の夏から始めたハッピータイム企画、社長や所長・次長自らエプロンをかけて各職場を回りお菓子やアイスなどを配って、少しでも従業員にハッピーな気持ちで働いてもらおうと取り組んでいます。
平成28年5月20日に「プラチナくるみん」の認定を受けました。ご両親の介護や子供の看護などで家族看護休暇が取得でき、従業員の皆さんがこの制度を活用しています。