女性も男性もいきいきと働き、ともに活躍する活力ある宮崎の実現を目指して

CASE

DATA

リコージャパン株式会社 宮崎支社

業種
卸売業・小売業
所在地
〒880-0812 宮崎県宮崎市高千穂通1丁目6-25
創業年
1959年
従業員数
計105名(2025年時点)
HP
https://www.ricoh.co.jp/sales/branch/miyazaki/
リコージャパン株式会社 宮崎支社

INITIATIVES

リコージャパンが描く未来と、宮崎から広がる女性活躍の輪

 当社は、多様な属性や価値観を持つ人財の育成を経営の核に据え、多様性、公平性、包括性(DEI)を推進しています。
 当社にとってDEIとは、単なる福利厚生ではなく、新たなイノベーションを生み出し、お客様へ価値を提供し続けるための重要な「経営戦略」です。
 全社的な取り組みとして、能力に応じた公平な評価を行う「プロフェッショナル人事制度」の導入や、法定基準を大きく上回る育児・介護支援制度の拡充を行っています。特に「えるぼし」最高位や「プラチナくるみん」の認定、男性の育児休業取得率100%を目指す「イクメンチャレンジプラン」など、性別を問わず誰もがライフイベントとキャリアを両立できる環境整備において、業界のトップランナーとして歩みを進めています。

 この全社方針を地域レベルで体現し、さらに一歩踏み込んだ独自の活動を展開しているのが宮崎支社です。宮崎支社では、社員の「キャリアアップ」「生活との両立」「自己成長」といった従業員満足度(ES)向上を目指す『ひなたプロジェクト』を立ち上げました。この活動は社内にとどまらず、地域社会を巻き込む『ひなた女子アップデートプロジェクト』へと進化を遂げています。日本の地方都市においては、ジェンダー不平等や人財不足が深刻であり、ライフイベントを理由にキャリアを断念する女性も少なくありません。
 この課題に対し、宮崎支社は自社の女性社員が中心となり、女性のお客様も交えた「学びと交流の場」を創出しています。2023年度から継続して開催されている「キャリアアップセミナー」や、女性視点を活かした「職場で備える防災研修」などは、参加者が自己の価値に気づき、前向きに活躍するための大きなきっかけとなっています。異業種の女性が集い、刺激し合うことで、組織の垣根を越えたネットワークが構築されます。
 これは、参加者個人の成長のみならず、地域全体の「持続可能な働きやすい職場環境」の実現に直結するものです。当社は、全社共通の強固な制度基盤と、宮崎支社のような地域密着型の草の根活動を両輪とすることで、女性活躍を加速させています。「一人ひとりが自分らしく輝くこと」で生まれるエネルギーを、地域経済の活性化と持続可能な社会の成長へと繋げていく。リコージャパンのDEIは、今、日本の各地で確かな実りをもたらしています。

リコージャパンが描く未来と、宮崎から広がる女性活躍の輪

THOUGHTS

1. 「DEIの本質」
 当社の「デジタルサービス」の価値は、技術そのもの以上に「届ける人の人間力」にあると強調しています。
「はたらく」の多様性を尊重: 「私たちがお客様の働き方を変革するお手伝いをする以上、私たち自身が最も多様でいきいきと働く集団でなければならない」という考えがベースにあります。
自律の精神: 社員一人ひとりが自分のキャリアを自分で描く「自律」を促し、会社はそのための「機会と環境」を提供する場所であると定義しています。

2. 女性活躍に関する具体的な数値目標と現状
 リコーグループ全体およびリコージャパン単体で、明確なKPI(重要業績評価指標)を掲げています。
女性管理職比率: 目標: 国内リコーグループ全体で2025年度までに10.0%以上を掲げています。(さらにその先、2030年に向けて30% Club Japanへも加盟し、意思決定層の多様化を加速させています)
現状: リコージャパン単体では8.70%(2025年4月時点)となっており、目標達成に向けて着実にステップアップしています。
役員比率: 2030年までに女性役員比率をさらに引き上げるべく、次世代リーダー育成プログラムなどの「パイプライン構築」に注力しています。

3. 男性育休の「当たり前化」エピソード
 リコージャパンが特筆すべきなのは、男性の育児参加に対する徹底した姿勢です。
取得率100%への挑戦: 「イクメンチャレンジプラン」を導入し、男性社員の育児休業取得率100%を目標としています。
エピソード: 単に「休む」だけでなく、取得した男性社員の体験談を動画や社内SNSで公開。上司(イクボス)が自ら「いつ休むんだ?」と声をかける風土が定着しており、リコーグループ全体では「4年連続100%」を達成している組織もあるなど、「育児はチームで支えるもの」という文化が現場レベルまで浸透しています。
4. 働き方の柔軟性を支える数値
 「人」を大切にする姿勢は、日々の労働環境の数字にも表れています。有給休暇取得率: 70%以上の維持を目標としており、実際に高い水準をキープしています。
ソリューションへの還元: 自分たちが多様な働き方を実践して得た「気づき」や「失敗」を数値化し、それをお客様への提案(生産性向上指標など)に活かすという、独自のビジネスサイクルを構築しています。

VOICE

[キャリア形成への前向きな変化]
・周囲の意見を聞くことで、自分のキャリアの棚卸しにつながった。
・1年後・5年後の理想像を描くきっかけになった
・異業種の人と話すことで視野が広がり、新しい成長の可能性に気づいた。
・女性の働き方や役割について、改めて考える機会になった。
[仕事と家庭の両立]
・働きながらキャリアアップしつつ、子育ても実現できるという話が参考になった。
[自己成長]
・自分を褒めることの大切さに気づいた
・課題や理想とのギャップを受け入れ、行動を変えていこうと思えた
[コミュニケーションの活性化]
・異業種や世代の違う人と話すことで、多様な価値観に触れられた。
・活発な意見交換で刺激を受けた。
・他者の意見を聞くことで、安心感や共感を得られた。

リコージャパン株式会社 宮崎支社

リコージャパンにおけるDEIと女性活躍推進の取り組み
 当社は、多様な属性・価値観・キャリアを持つ人財の育成と成長支援を経営の重要事項として位置づけ、「DEI(多様性、公平性、包括・受容)」を積極的に推進しています。
多様な視点をビジネスに活かし、イノベーションを生み出し続けることで、お客様へ新たな価値を提供することを目指しています。

1. 女性の能力を最大限に引き出す制度設計
 女性活躍推進法に基づく優良企業として「えるぼし」の最高位(3段階目)を取得しており、性別に関わらず能力に応じた公平な評価・処遇を行う「プロフェッショナル人事制度」を導入しています。これにより、一人ひとりがプロフェッショナルとして自律的にキャリアを形成できる環境を整えています。

2. 法定基準を上回る柔軟な両立支援制度
 社員がライフイベント(育児・介護など)を迎えても、キャリアを断念することなく働き続けられるよう、国の基準を上回る手厚い制度を完備しています。
育児休業: 子どもの2歳の誕生月末まで取得可能。時短勤務: 小学校3年生の学年末まで利用可能。
柔軟な働き方: 小学校6年生の学年末まで利用できるフレックスタイム勤務や、始業時刻を柔軟に変更できるシフト勤務を導入しています。
再雇用制度: 配偶者の転勤や育児・介護などでやむを得ず退職した社員に対し、再雇用の機会を提供しています。

3. 組織風土の変革と「イクボス」の育成
 制度の充実だけでなく、それを活用しやすい組織文化の醸成にも注力しています。
リーダーシップ変革: 全組織長が「イクボス宣言」を行い、メンバーのワークライフマネジメントを応援しながら組織成果を出すマネジメントを実践しています。
男性の育児参加: 「イクメンチャレンジプラン」を通じて男性の育児休業取得を強力に推進し、性別による役割分担意識の解消を図っています。

4. 多様性を尊重するインクルーシブ(誰でも安心して関われる)な職場LGBTQ+への理解促進や事実婚(同性婚含む)に対応した慶弔制度の整備、アンコンシャス・バイアス(無意識の偏見)を学ぶ研修の実施など、あらゆる社員が自分らしく、安心して意見を述べられる職場づくりを徹底しています。
 リコージャパンは、これらのDEI活動を「はたらく歓び」の源泉と捉え、社員一人ひとりが輝くことで社会全体の持続的な成長に貢献していきます。